ルイス・キャロル (Lewis Carroll, 1832-98)
本名チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン (Charles Lutwidge Dodgson)。イングランドのノンセンス作家、詩人、数学者、論理学者、写真家。オックスフォードに学び、後に同大学数学講師となる。代表作はAlice’s Adventure in Wonderland (1865)とThrough the Looking-Glass and What Alice Found There (1871)。キャロルのバラッド詩は、言葉遊びとパロディを駆使したノンセンス・バラッド詩である。既成の価値観が崩壊し、人々を取り巻くものごとが意味を失ったヴィクトリア朝時代。そんな時代が必要とした新しい価値観の構築への希求と、どもり癖や特殊な性嗜好のために社会に馴染むことができなかったとされるキャロルの個人的事情とが、ノンセンスであることにより真実を描き出すというキャロル作品を生み出したのであろう。 (M. M.)
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